糸島が初めての方へ
今や大人気の糸島半島
観光やドライブに、プチ旅行気分が味わえるスポットとして人気です。
ガイドブックやムック本、攻略本も多数出ている人気のエリアですが、
正直言って情報が多すぎで混乱してしまうほどです。
このページでは、糸島の観光名所やおしゃれなカフェ、レストラン、インスタ映えのポイント、
お勧めの観光コースなどを、実際に行ってきた写真とともに、感想やレビューなどを行っています。
そういった意味では、唐人台の糸島情報となっていますので、
皆様のプチ旅行や日帰りドライブの参考にしていただけましたら幸いです。

イトパラ高木
ドライブルート作りのポイント
糸島のお店は1日では回り切れないので、ランチの場所とカフェタイムの場所をまず決めることです。
そして、行きたいショップを地図にプロットすると、上手に回れるコースが把握できますよ。
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糸島ってどこにあるの?
糸島って「島」って名前ですが、アイランドではありません。半島なんです。
「いとじま」ではなくて「いとしま」と読みます。
山側の怡土(いと)地区と、海側の志摩(しま)地区が合わさって「怡土志摩」。これが糸島になったらしいですよ。
地名にはその土地土地の歴史がありますよね。
福岡在住の私を含めて、糸島は「糸島半島」と呼んでおります。
そんな糸島の四季折々の観光スポットやグルメなカフェ情報、地元ならではの産直・道の駅情報など、
糸島の魅力をまるごとご紹介します。
実際に行って、見て、食べた、リアルな糸島観光情報をお届けします。
糸島までのアクセス、交通手段
糸島と言ってもひとまず広いのですが、糸島市の中心部にあるJR筑肥線「筑前前原」(ちくぜんまえばる)まで来るルートをご紹介します。
基本的に車のカーナビもあるし、スマホのマップ機能でも道案内してくる時代なので、ポイントだけお伝えしますね。
糸島までの交通手段
JR筑肥線利用
福岡空港から筑前前原までは、JR筑肥線が便利だと思います。

JR筑肥線は、福岡市営地下鉄と相互乗り入れしています。
タイヤ的に直通が無ければ、地下鉄にのって姪浜(めいのはま)まで来て、乗り換えてもOKです。
ほぼ30分に1本のダイヤです。
博多駅→筑前前原駅
・料金:580円
・時間:38分
昭和バス利用
昭和バスが博多駅のバスターミナル(3F)から出ています。
福岡空港の到着の方は、地下鉄で博多駅まで来てください。
博多駅からの途中は、呉服町、中洲、天神に停まりつつ、天神北口より高速に乗り、そのまま前原インターで降りるコースです。
前原インターを降りたら、初の近くの昭和バス営業所まで各停で止まります。
ほぼ1時間に1本のダイヤです。
博多駅→前原(昭和バス いと・しま号 )
・料金:810円
・時間:67分
糸島のおすすめの観光コース
福岡に来られた方、また福岡に在住の方に、糸島のおすすめスポットのツアーをご紹介します。
福岡市の中心部天神を起点として、車で周るルートをご紹介しています。
いずれも半日で周る日帰りコースです。
女子旅にオススメコース
インスタ映え名所巡り
糸島も観光地ですから絵になる場所がたくさんありますよ。
二見が浦の夫婦岩や大鳥居、芥屋の大戸、白糸の滝などの古典的な観光名所や、
最近流行りのヤシの木ブランコ、パームビーチの天使の羽、ロンドンバスカフェなんかが、女子には人気のようです。
そんなインスタ映えする場所をめぐるルートです。
大人の女子旅
大人の女子旅
少し落ち着いた感じの糸島をめぐる旅行プラン。
センスの良い女性のためのコースです。
ルートのポイントはアダンソニアでのランチ、それとパームビーチでのカフェタイム
ルート沿いにも見逃せないショップが多いので、適宜寄り道しながら、それぞれのコースをお楽しみください。
糸島観光の鉄板コース
この3か所だけ回ればほぼ完璧!
糸島の3大観光地「二見が浦の夫婦岩、大鳥居」、「芥屋の大戸」、「白糸の滝」の古典的な観光名所を回る旅行プラン
福岡市内在住の私も、小さいころから糸島といえばこの3つの場所は知っていたくらいですからね。
糸島の観光地を語るときに外せない糸島入門的な観光地なのです。
GWに行きたい海沿いのエリア
サンセットロードを巡ります
糸島半島を反時計回りに巡るルート。昼から出かけるとちょうど夕日を見ることができます。
二見ヶ浦や桜井神社、それに元気があれば立石山ものぼるルートです。最後はまた一のプリンを食べて終了です。
糸島の観光スポット ランキング
お勧めする糸島の観光スポットのランキング
じゃらんやトリップアドバイザー、キナリノなどでのランキングでは、本当にいいスポットはわからないですよね。
なので、糸島ツウが本当にお勧めの観光スポットを教えますね。
総合順位 BEST3(鉄板スポット)
糸島の3大観光地は、この3つしかない!といえるでしょう。
糸島ツウでなくても、この3つのスポットは知っているという有名なスポットです。
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二見ヶ浦 夫婦岩&大鳥居
春夏秋冬、いつ行っても楽しめるスポットです。
夏には海で泳いでもいいし、膝まで海水に浸かるだけでもリゾート感がアップしますよ。
風の強い冬には、玄界灘の青い海と、荒波に波打つ白波のコントラストが美しいんです。
周辺にはおしゃれなカフェもあるので、いとしま初心者は二見ヶ浦だけ訪れても満足かも。
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芥屋大門(けやのおおと)
遊覧船で洞窟探検!
玄界灘に突き出た玄武岩の巨大な岩肌を、数万年かけて海蝕されてできた、
国指定の天然記念物、日本三大玄武洞の中でも最大の洞窟です。
この洞窟の中に、遊覧船(有料700円)で入ってゆくというアドベンチャー体験できるスポットです。
冬の間はお客さんの人数が少なかったり、天候不順で遊覧船が出ないこともあり、
春先から秋までのお楽しみスポットです。
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白糸の滝
夏の避暑地
夏休みの子供たちから「いこう!」とせがまれるお父さんの姿が目に浮かびます。
手軽に楽しめて、夏の避暑を兼ねて楽しめる福岡市民・糸島市民の憩いのスポットです。
山の中ですが、夏休み期間中は駐車場がかなり混むので、午前中の早目か夕方に来たほうが良いかもです。
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糸島の地理と歴史
糸島は福岡県の西の端にある、佐賀県との県境の玄界灘に突き出た半島です。
「島」という文字が入っていますがアイランドではありません。
あまりご存知ない方からは「いとじま」と言われることもありますが地続きですので安心して来てくださいね。
歴史をさかのぼってみますと、糸島は「怡土郡」と「志摩郡」が合わさってできた地名なのです。
九州北部は大陸との関係も深く、朝鮮半島南部の任那総督府や百済とのつながりも深い、
倭国の重要な活動地域だったようで「伊都国」があったとされています。
「魏志倭人伝」には「伊都国」の記述があることから、現代のこの糸島の地こそが伊都国であったといわれています。
古くは、縄文時代の石斧や縄文土器が発掘されたり、糸島市内の平原遺跡からは日本最大の銅鏡である国宝の
「大型内行花文鏡四面」が発掘されているのです。この地域に当時とても大きな国があったことをうかがい知ることができます。
また、朝鮮出兵の際には神功皇后や豊臣秀吉も糸島の様々な場所に立ち寄ったことが伝承として残っております。
一方、海岸沿いには、元寇を防ぐために海岸に石垣を配した「元寇防塁」なども残っており、
大陸との接点であること故の糸島の地政学的な特徴も垣間見ることができます。
「伊勢志摩」にある二見ヶ浦と「怡土志摩」にある二見ヶ浦との関係を考えてみることも、
歴史の裏に潜んだ謎を解き明かす糸口になるかもしれません。
糸島市は、九州最大の都市である福岡市と隣接しており、美しい海岸と山河があることから、
福岡の日帰りレジャーやドライブとしても活用されています。
糸島半島の海山には、陶芸家や木工のクラフトマン、ガラス細工やステンドグラス、革工芸の作家さん等が多く移り住まわれてきており、
またおしゃれなカフェやレストラン、パン屋さんなど多く集まって来ています。
もともとはサーファーに人気のサーフスポットでもあるのでしたが、
今は美しい海岸線や山脈とともに、県外からも多くの人が訪れる観光地としても人気となっています。
例えるならば「東京における葉山や鎌倉みたいな位置づけ」かなと個人的には思っております。
糸島の産業は、水産業のほか農林水産業や畜産も盛んで、地域の特徴を生かした農産物、畜産物が作られています。
水産業としては、天然鯛の水揚げが日本一だったこともあったり、カキなどの養殖も盛んです。
また、畜産ではブランド化しつつある糸島牛、糸島豚、糸島ミルク、また糸島野菜も人気となっています。
糸島で農業を目指す若者も増えているようです。
地方の田舎は、閉鎖的なところがあると思いますが、
九州の土地柄か糸島は比較的オープンな地域だと思います。また行政が糸島への移住の支援を行っていることもあり、
老若男女を問わず移り住んでこられているようです。
そんな糸島の有形無形の魅力をお伝えできればいいなと思っています。
糸島の美しい風景や暖かい人々と触れ合って、素敵な思い出を作ってくださいね。
神社仏閣・史跡、名勝地
糸島半島をグルリと取り巻く海岸は、玄海国定公園にも指定されており、
外海に面した海岸は、日本の渚百選にも選ばれているとてもきれいな海であり、サーフスポットや海水浴場となっています。
また、海岸のカフェからはきれいな夕日を見ることもできて、糸島半島を周遊するサンセットロードの中には、
夕陽百選に選ばれている海岸もあるんです。夕日を見ながらのドライブは素敵ですよ。
きれいに澄んだ海と夕日を見るだけでも価値があると思います。
神社仏閣や史跡が好きな方にも魅力的です。
古くは伊都国の遺跡も多くあり、前方後円墳や志登支石墓群、
日本最大の銅鏡であり国宝の「内行花文鏡」が出土した国指定史跡「平原遺跡」などもあり、歴史好きには外せないスポットとなっています。
また、佐賀県との県境の背振山脈に連なる、雷山、浮嶽、一貴山には、仏教伝来の地にふさわしく、恰土郡七ケ寺と呼ばれた7つの寺院を中心に、
数多くの僧房が作られ、渡来の仏教を学ぶ僧侶が多く暮らした地でもあります。
大陸から渡来した仏教は、やがて北部九州一帯の山岳宗教と混ざり合って吸収され、糸島の仏教文化は衰退していったと推測されます。
現存する雷山干如寺大悲王院は、境内の紅葉が素晴らしく、
国の重要文化財である「木造千手観音立像」「木造清賀上人座像」などもあり今でも往時の面影を残す寺院であります。
糸島の見どころはたくさんありますが、代表的な観光地をシェアしますね。
◆ 名勝・神社仏閣・史跡
見どころピックアップ ◆
《二見ヶ浦(夫婦岩、大鳥居)》
二見が浦の夫婦岩は、東の日の出の「伊勢の夫婦岩」に対して、西の夕日の「伊都の夫婦岩」といわれています。
二見が浦は、日本の夕日百選にもなっている場所であり、夫婦岩の間に沈む夕日は絶好のシャッターチャンスですよ。
毎年5月の初めには、夫婦岩に締められている大注連縄の張替え神事が行われます。
春先から氏子さんたちが編み込んだ注連縄を渡す様子は圧巻です。
《芥屋の大戸(遊覧船)》
糸島半島の玄界灘に突き出た突端。そこには玄武岩を海の水が穿った洞穴があるのです。
海からしか行くことのできないその海蝕でできた洞窟は、
日本三大玄武洞の中でも最大級の洞窟で、大きさは高さ64m、開口部10m、奥行き90mとされています。
芥屋の漁港からは遊覧船が出ていて、その洞窟内に入ることができます。
芥屋の大戸遊覧船の遊覧時間は約30分、遊覧船は30分間隔で出ています。
福岡県糸島市志摩芥屋677
092-328-2012
遊覧船料金 700円(子供350円)
最低運航人数 大人2名以上(土日祝は大人4名以上)
《白糸の滝》
糸島の山間部、背振山脈の鋼山の羽金山の標高900mの中腹にある、落差約24mの滝です。
夏の期間には、ヤマメ釣りや素麺流しなども楽しめ避暑にも利用できる場所です。
食事ができる場所も別にありヤマメ定食も食べるkとができます。
6月 9:00-17:00
7月-8月 9:00-18:00
素麺流し 500円
ヤマメ釣り レンタル料2000円(4匹まで)
《桜井神社》
黒田二代藩主黒田忠之(ただゆき)公によって創建された神社
本殿は昭和52年福岡県指定文化財、楼門と拝殿は平成9年福岡県指定文化財に指定されています。
本殿の裏には奥宮があって、慶長15年(1610)旧暦6月1日から2日暁にかけ、桜井の里を中心に雷鳴轟く大豪雨の中、岩戸神窟の口が開いたそうです。
その場所が「岩戸宮」として祀られてあります。
《干如寺大悲王院》
糸島の山間部、脊振山脈の雷山中腹にある、
725年に聖武天皇の勅願を受けた清賀上人によって開山された真言宗大覚寺派別格本山の千如寺大悲王院です。
鎌倉時代に作られたとされる「木造千手観音立像」「木造清賀上人座像」国の重要文化財に指定されています。
周辺は紅葉が美しく、境内には樹齢約400年といわれる大楓の紅葉が見事なことで有名です。
《元寇防塁跡(今津)》
西暦1274年、九州北部は蒙古軍と、その属国である高麗の連合軍の攻撃を受けました。外国からの2度に渡る大規模な侵略をされたのです。
それを時の鎌倉幕府を中心とする鎌倉武士集団が神風と共に打ち勝ったのが文永の役(1274年)と弘安の役(1281年)
北部九州、特に博多湾一帯は、蒙古軍を防ぐ堤防が海岸沿いに築かれたのです。
その一部を元寇防塁跡として今津の海岸に見ることができます。
平原(ひらばる)遺跡歴史公園》
平原遺跡は1965年に発見された、弥生時代後期〜古墳時代前記の墳墓遺跡群で、史跡地内には1号墓(王墓)と他5基の墳墓が保存されています。
日本史的にも重要な遺跡なので、「曽根遺跡群平原遺跡」は昭和57年に国指定史跡に指定されています。
直径46.6cmの古代で世界最大級の超大型内行花紋鏡等が出押されているので、卑弥呼の墓ではないかともいわれています。
伊都国歴史博物館
魏志倭人伝にも記載されている怡土國(いとこく)。
その中心であったであろう平原遺跡から出土した国宝の埋葬物を多数展示しています。
平原遺跡から出土した直径46.5cmの世界最大の銅鏡「内行花文鏡(国宝)」のレプリカが展示されています。
糸島市井原916
tel 092-322-7083
営業時間 9:00-17:00
入場料:大人210円、高校生100円
定休日:毎週月曜日、年末年始
志摩歴史資料館
弥生時代早期・前期(約2300年前)の支石墓を含む甕棺墓群が57基からなる遺跡群「新町遺跡」の支石墓のレプリカや、
糸島にゆかりのある「海」をテーマにした常設展示室などがあります。
糸島市志摩初1番地
tel 092-327-4422
大人210円。高校生100円
営業時間 10:00-17:00
定休日 毎週月曜日、年末年始
糸島の祭り、イベント
昔から伝わる地域ごとのお祭りも、今も多く残っています。
各地の神社の御祭りとしては、福井の夜神楽、井田原の神楽、高祖神社の夜神楽、老松神社の鬼すべ、桜井神社のモチ押し、深江神社の追雛祭、
淀川天神社の百々手祭り、大祖神社の芥屋風止め相撲、福吉白山神社の神幸祭、深江神社の神幸祭、
平原王墓まつり、松末五郎稲荷神社のふいご祭り・目隠し女相撲など
最近のイベントとしては、サンセットライブがあります。
サンセットライブは、毎年「芥屋海水浴場」で9月始め頃に開催される大規模な野外音楽フェスティバル。
毎年全国から若者を中心として大いに盛り上がる夏フェスに成長しました。
糸島の夏はサンセットライブで終わりを告げるのです。
また糸島市民祭りも、糸島市民の御祭りとして定着しています。
◆ 地域の祭り、イベント
見どころピックアップ ◆
桜井神社の流鏑馬
新嘗祭の見どころは流鏑馬。農耕馬の無事を感謝する神事だそうです。
桜井神社の流鏑馬は1635年(寛永12年)から行われているとのこと。
射たれた的は、ご神事のあと「流鏑馬まと受所」にて授与され持ち帰ることができます。
家内安全、商売繁盛、開運、子宝等のおかげがあるそうです。
糸島市民まつり
毎年9月末の2日間にわたって行われます。最終日には花火大会もある糸島市民のお祭りです。
実のところ開催趣旨がわからないのですが、グルメの祭典みたいになっております。
糸島在住の名店が店舗を出して、美味しい料理を食べてもらって投票を競うというお祭りになっております。
サンセットライブ
福岡というよりも全国的に有名になった夏フェスのイベント。
芥屋海水浴場をベースに毎年9月上旬に2〜3日間を通して行われていますサンセットライブ。
夏の終わりはサンセットでという方も多いかもしれません。
赤米 田んぼアート
糸島の西の端、佐賀県唐津市に近い二丈吉井は赤米の産地で有名なところ。
その赤米を使って田んぼアートを行っています。
吉井の赤米鑑賞田では、毎年散ったデザインの田んぼアートを見ることができます。
鑑賞期間中の数日間は、赤米おにぎりの試食、赤米生稲穂のプレゼント、赤米餅つきなどのイベントが行われています。
道の駅(直売所・産直所)
糸島で採れた新鮮な農産物、魚介類を販売する産直所もいくつかあります。
有名どころは「伊都菜彩」「志摩の四季」「福ふくの里」かな。
産直所に来れば、糸島で採れる野菜や魚介類、畜産がすべてそろうといってもいいかと思います。
その中でも、JA糸島が運営する産直所「伊都菜彩」は、日本一の売り上げを誇る産直所だとか。
各産直所には、農産物のほかにも、糸島でのカフェで作られているケーキやパン、スイーツなど糸島の特産品が揃うので、
糸島のお土産がきっと見つかると思いますよ。
また昔ながらの造り酒屋さんや醤油屋さんなども、今でも昔ながらの製法で作られています。
それから、冬の時期(10月頃〜4月頃)には糸島の各漁港に「牡蠣小屋」がたくさんできることでも有名です。
漁港ごとに養殖されている牡蠣を、漁師さん直営の牡蠣小屋で食べることができます。
5つの漁港に約30店もの牡蠣小屋が点在していて、その立ち並ぶ姿は圧巻です。糸島の冬の風物詩ともいえるようになっています。
獲れたての牡蠣を自分たちで焼いて食べる海鮮バーベキュータイプの牡蠣小屋は、牡蠣だけでなく新鮮な魚介類や丼ものまであるので、
牡蠣が嫌いな方とでも楽しめるようになっています。冬には牡蠣小屋に行かれても楽しいと思います。
◆ 見どころピックアップ ◆
白糸酒造
糸島にいくつかある造り酒屋さんの一つ、脊振山の山すそにある造り酒屋さんです。
地元で作ったお酒に適したお米「山田錦」を使って作るお酒は、独特の「跳ね木絞り」の製法で作られています。
毎年2月と4月の蔵開きには、大勢に人でにぎわっています。
蔵は自由には見学できませんが、横の店舗で日本酒や梅酒などを購入することができます。
杉能舎(浜地酒造)
最近九州大学がやってきて開発が激しい元岡地区。
杉能舎(すぎのや)さんは、その元岡で明治ニ年創業の造り酒屋。
道路わきの大きな蔵が印象的です。
蔵の中は見ることはできませんが、正面の店舗は歴史を感じさせてくれる重厚な古民家で、
ここを見るだけでも一軒の価値があります。
最近はビール工場やビール酵母を使ったパン屋など多角経営もされているようです。
叶醤油味噌醸造元
加布里漁港の集落の中にある醤油屋さん。
醤油の元になる麹も自前で作られていました。
カノオ醤油醸造元では、醤油だけでなく、麹や甘酒、糀せっけんなど、今の現代にマッチした商品を伝統を活かしながら製品化されています。
いろんな種類の醤油が売られているので、加布里に来た時はお立ち寄りください。
工房とったん またいちの塩
糸島半島の突端に突き出た岬からくみ上げた海水を、
やぐらに逆さにつるした竹に海水を撒くことで自然蒸発させ、その濃くなった海水を、
さらに釜で何時間も煮詰めて作った海水塩が、またいちの塩。
塩造り工場はいつでも見ることができ、海岸で夕日を眺めながら休むこともできます。トイレなし。
最近では海辺で食べるプリンが有名かな。
福ふくの里
糸島の西部、福吉にある産直、道の駅「福ふくの里」。福吉で捕れた新鮮な野菜や魚介類が激安で並びます。
「海よし、山よし、福よし」のキャッチコピーのとおり、山の幸、海の幸に恵まれた福吉の幸が並んでいます。
春には隣の畑が一面菜の花畑になる「菜の花展望台」も設置されて、とてもきれいです。
糸島の西に来た時はお立ち寄りください。
にぎやかな春
糸島の北部、桜井にある産直、道の駅「にぎやかな春」。
名前はレイチェル・カーソンさんの書「沈黙の春」の逆を目指す、ハッピーな産直所です。
小さいながらも、食と命のこだわった農産物が並びます。
特に有名なのが卵、「つまんでご卵」という、平飼いで育てた鶏の卵は、卵黄がつまんでも破れないほど。
なので「つまんでご卵」。
「つまんでご卵」を使ったケーキ屋さんも少し離れた場所にあります。
お魚天国
糸島の福岡寄りというか住所は福岡市西区。
新鮮なお魚ばかりを取り扱う産直、道の駅「お魚天国」。
糸島は玄界灘で取れる天然の真鯛の水揚げが日本一になったこともある、天然真鯛の産地。
鯛もたくさん並んでいます。
お魚の天国なのですが、新鮮な野菜や肉なども販売しています。何でもそろいます。
糸島の牡蠣小屋
今や糸島の冬の風物詩となった牡蠣小屋。真牡蠣なので冬がシーズンなのです。
冬の糸島の漁港には、漁師さん直営の牡蠣小屋が並びます。
1kg1000円程度で、新鮮な牡蠣が食べられると県外からも人気です。
牡蠣だけでなくサザエやイカなどの海産物を焼いたり、最近では海鮮丼やパスタ、キムチ鍋などのメニューも豊富になってきました。
手ぶらで来て楽しめる海鮮バーベキューです。
糸島の雑貨・工房、工芸品
糸島には陶芸作家さんや木工のクラフトマンの方々、デザイナー・作家さんが多く住まわれています。
工房の横にはギャラリーを併設されている店舗も多いので訪れてみてくださいね。
作品展の前などは忙しくされていて、あまり相手にされないかもしれないので(汗)、
あらかじめ電話などで確認されることをお勧めします。
春や秋には、雑貨のマーケットやクラフトフェス等が開催されているて、糸島のクラフトマンの作家さんと作品を一堂に見る機会もあるので、
その時期に来られてもいいかもです。
それから、雑貨屋さんも多くあるので、雑貨屋さん巡りも人気ですよ。
ドーバーやマダムブンさんが有名どころかな。他にも雑貨屋さんはたくさんあるので、好みの雑貨屋さんを見つけてくださいね。
◆ 見どころピックアップ ◆
糸島クラフトフェス
糸島在住の作家さんたちの作品の展示と即売を行う、秋に3日間通して行われるフェスティバル。
毎年60近い工房が出店され、工房の作家さんたちを直接触れ合うことのできるイベントです。
会場には、手作り体験コーナーやフードコーナーもあるので、1日楽しめるイベントになっています。
ドーバー
桜井にある倉庫を改装して作った雑貨店舗。
高い天井と白い内装が独特の雰囲気を出していて、開放的で気持ちのいい空間を作っています。
雑貨は何でもありの感じ、陶器やガラス、革製品から籠、石鹸や小物など。
絵描きのドーバーさんのキッズ絵画教室なども行われているようです。
マダムブン
ハンドメイドの雑貨クラフトの店。
全国のハンドメイド作家さんたちの作品を展示販売されています。
ポイントは、全国の優れたハンドメイド作家さんを厳選して紹介されていること。
なので、非常に完成度が高い作品が並んでします。
糸島市八島に新しい店舗も構えられて、ハンドメイドクラフトだけでなく衣料品や陶器など展示されています。
羽川再生堂
福岡のデパートのショーウィンドウを飾ったモーションディスプレイや、手動で動くオートマタ(からくり)を作られています。
工房兼ギャラリーには、各部屋にたくさんのオートマタが飾られていて、動きを楽しむことができます。
再生堂という名前は、使われなくなったものをリサイクルして作品に利用されることで、
再度命を吹き込まれることをされています。素晴らしい作品をぜひご覧ください。
ブロカント デザミ
ブロカントデザミは、南仏のアンティーク家具と雑貨のお店。
松国の使われていなかった倉庫を改装した店舗は、中に入ると南仏の雰囲気。
南仏で直接買い付けてきた大きな家具や食器、リネン類、アンティークな小物が並べられています。
広い空間と品よく並べられた家具たちは、居心地の良い空間を醸し出しています。
タビノキセキ
ガラスや天然石、パワーストーンのブレスレットなどを作られている工房。
ペンダントの中にアロマオイルを入れて使うことができるアロマペンダントが人気です。
最近ではガラスの体験教室もされているので、糸島つーあの合間に参加されても楽しい思い出になると思いますよ。
風唄窯 ふうたがま
野北の集落の中の一軒家をそのまま工房とギャラリーにされています。
野北漁港から吹く風が心地よい環境です。
1日体験陶芸や親子体験陶芸など陶芸教室もされています。
糸島のカフェ・レストラン、グルメ情報
おしゃれなカフェが多くなってきましたよ。やはり食べる楽しみに勝るものはありませんね(笑)
糸島は海あり山ありなので海の幸・山の幸に恵まれた土地です。
その土地の恵みをいただくお店がたくさんあることも観光を楽しくさせてくれます。
イタリアンやフレンチのお店が多いですが、魚がおいしいので和食のお店、畜産も盛んなので糸島牛や糸島豚などが食べられる牧場直営のお店、
女子が喜ぶカフェなど、それぞれの目的に応じたお店が見つかると思います。
街中で食べるよりも、少し割高な価格設定のお店が多いですが、それでも十分満足できると思います。
個人的にお勧めは・・・。
◆ 見どころピックアップ ◆
サンフラワー
青い空と白い家、青い海が似合うサンフラワーは、ロケーションの良さや料理のおいしさなど女子にとても人気のお店です。
女子会だけでなく、デートとしても使えます。
基本的には若向けのお店だと思うのですが、ママ友との食事や、ご年配の方もちらほら見受けられるので、
老若男女に好かれているお店だと思います。
昼も夜もやっているので、利用してくださいね。
ダンザパデーラ
糸島野菜をふんだんに使った食事が楽しめるランチバイキングのお店。
基本は野菜料理、肉はほとんど使っていないけどボリュームがあるので、男性でも十分満足できますよ。
ランチのみで、午前・午後の2部入れ替え制。予約しないと入れないと思います。
ダンザパデーラとは「踊るフライパン」の意味だとか。楽しい食事をお楽しみくださいね。
カレント
糸島を代表する老舗のカフェ。
野北の少し高台にあって海が見渡せるロケーション。平日でもランチは並ぶほどの人気です。
食事はもちろん、パンやスイーツも充実しているので、ランチが満席ならカフェタイムを狙うのもいいかも。
モーニングもやっているので、朝から糸島を回る人にはカレントが良いスタートになると思いますよ。
パームビーチ
二見が浦にある、遠く夫婦岩を眺める事ができる海辺のカフェ。
穏やかな天気の日にテラス席で食べる食事は格別ですよ。
少し大人の雰囲気のする落ち着いたカフェなので、
デートやご年配の方に合うと思います。
パームビーチザガーデンズなど、名前の似た施設もあるので、間違えないようにしてくださいね。
グランデリ
久家にある、少し上品なイタリアンが楽しめるレストラン。ちょっとした記念日などで利用するといいと思います。
盛り付けもきれいで美味しいです。
ただ店内が狭くてすぐに満席。隣同士の座席が狭いのが難点。
でも、その隣同士の親密さがいいところともいえるかも。
ディマーレ
今宿にあるヨーロッパの田舎を感じさせる手作りイタリアン。
少し山手の隠れ家的な場所(住宅地の一角)にあるので、知る人ぞ知るって感じです。
美しい盛り付けと落ち着いた感じの店内は、上質な時間を過ごす事ができますよ。
実は、あまり教えたくない秘密のイタリアンレストランなのです。
太陽の皿
最近発展が著しい元岡の九州大学の近くにある、民家を改装したカジュアルフレンチのお店。
90分制のビュッフェ形式になっていて、好きな料理を自分んで選んで食べることができます。
ビュッフェ以外にもアラカルトメニューもあるので、楽しむことができます。
上質な料理を大勢で楽しむのに良いと思います。
ココペリ
芥屋大門のすぐ近く、海岸からすぐの場所にカレー専門店のココペリがあります。
先代からレシピを受け継いだ由緒あるカレーなのです。
2階からは、遠くに海を眺めることができますし、冬には薪ストーブが部屋を暖めてくれます。
心も体も温まるカレー屋さんです。
スプーンソング
完全手作りの無添加、創作カレーのスプーンソング。カレーを追求した孤高のカレー屋です。
こざっぱりした店内と、何よりもカレーを追求してきた執念が味わえるところです。
カレー好きな方はぜひ食べてみてください。
たくさんありすぎて紹介できませんが、予約ができないお店もあるので、事前に確認して早めに行かれることをお勧めします。
天然酵母のパン屋さんなど、ハード系ソフト系のパン屋さんもたくさんあるので、パンやさん巡りもしてくださいね。
糸島のホテル・民宿・ゲストハウス
糸島観光は基本的に日帰りコースが多いと思いますが、ゆっくりされたい方には宿泊施設をご紹介します。
糸島にはホテル自体が少なく、あってもビジネスホテルとなります。
一方、糸島は夏の海水浴客目当ての民宿も盛んなところで、特に芥屋地区には民宿が多くあります。
また、最近では、移住してきた人の生業の一つとして、
自宅などを開放して運営する「ゲストハウス形式」の宿泊施設もいくつか運営されています。
あわせてご紹介しますね。
ビジネスホテル
- ホテルニューガイア糸島
昔は糸島でホテルといえばここしかありませんでした。
1泊6400円〜
- HOTEL AZ 福岡糸島店
バイキング形式のレストランを併設、朝食(無料)
1泊7560円〜
旅館・民宿
- 喜八荘
- 僧伽小野 一秀庵
- 初音旅館
- 初潮旅館
- 深江観光ホテル
- 磯の屋 民宿
- 民宿 朝日屋
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ゲストハウス
- bbb hausスリービーハウス
- アッカプントエッフェ
- ライズアップ芥屋
- 前原宿ことのは
- 小春
- いとより
糸島でリゾート気分で宿泊できる施設は
「
スリービーハウス」
「
アッカプントエッフェ」「喜八荘」「一秀庵」かなと思います。
また、昔ながらの旅館「初音旅館」「初潮旅館」も趣があっていいと思います。
ゲストハウスも、それぞれが趣向を凝らしていて人気も上昇中です。
ぜひご利用ください。
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