しかし「日本の夕陽百選」に選ばれているのは、二見ヶ浦の夫婦岩だけというよりは、
糸島の志摩町(現:糸島市)全体として選ばれているようです。
そういうこともあって、志摩町の夕日が見える海岸線、特に海岸部を通る県道54号線が、サンセットロードとして設定されているのです。
志摩サンセットロードの場所とルート
糸島の志摩サンセットロードは全長33.3kmに及ぶ、海岸線を通る糸島の夕日の美しい道です。
ちょうど33.3kmに設定しているところがすごいです。サンサンサンですからね。
志摩サンセットロードの印
糸島の志摩サンセットロードには、そこが志摩サンセットロードであることがわかるように、このような標識が設定されています。

要所要所には立っているのですが、よく見ないとわからない感じです。
「志摩サンセットロード」というのがあるということ知っていないと、なかなか意識が向かないかなと思いますが、
この標識があればサンセットロードを走っているという目印にはなります。
志摩サンセットロードの始点と終点
志摩サンセットロードの始点と終点といいますか、両端の起点ですが、
- 東の端:二見ヶ浦の夫婦岩付近
- 西の端:加布里の弁天橋付近
となっているようです。

県道54号線をサンセットロードとしているものもあるようで、車のナビによっては、少し逸れてもサンセットロードと表示されているようです。
志摩サンセットロードの所要時間
志摩サンセットロードの両端、二見ヶ浦と弁天橋の区間ですが
となっています。
途中停車して夕日を見ていたりすると、あっという間に時間が過ぎてゆくと思いますので、
ドライブ時間には余裕をもって計画してくださいね。
それから、狭い道や山間部を通る区間があるので、事故のないように注意してください(運転に自信のない方は迂回路を通ってください)
どちらを始発として回ればいいか
それで、志摩サンセットロードのどちらを始発として回ればいいかですが・・・
個人的には、東の端:二見ヶ浦の夫婦岩を始発(左周り)として、
海を見ながらのドライブが、夕日を正面(右側)を見ながら進むので、適していると思います。
もちろん、西の端:加布里の弁天橋を始発(右周り)としてドライブしてもいいと思いますよ。
志摩サンセットロードの見どころは4箇所
サンセットロードと言っても、すべての区間で夕日が見られるわけではありません。
本当にきれいに夕日がみられるのはほんの数区間です。

もちろん、どの区間でも夕日は見ることができますが、ドライブしながら美しく夕日を見るならこの区間かなと思います。
志摩サンセットロードの注意箇所
サンセットロードの両端、二見ヶ浦と弁天橋の区間のは、途中2か所注意する区間があります。
の2か所です。
日子山の周回ルートは、海に突き出た山の周囲を回るルートなので、とても見晴らしが良く、ぜひドライブして欲しいルートなのですが、
道が狭いことと、脇見運転しそうなところ。この2つの要素があるので、事故になる可能性が高くなるかなと思います。
また、立石山峠超えルートですが、山間部は木々に覆われているので見晴らしは悪いのです。
道も狭いので、カーブはクラクションを鳴らすなど注意が必要です。
もし対向車が来た場合は、広い場所まで戻って道を譲りあって下さいね。
志摩サンセットロードの黄金ルート
弁天橋付近を始発とするサンセットロードをグーグル画像で通ってみたいと思います。
途中、夕日のスポットをお知らせしますね。
西の端:加布里の弁天橋付近をスタート

▲弁天橋の北の欄干あたりです。
かなり古びた看板が出ております。

▲小富士の交差点を左折です
久家地区

▲小富士の交差点から500mあたり
海岸に立つ鳥居の先を左折して、堤防沿いを進みます。
ここから狭い道を通ります。

▲堤防を約1km走って、付きあたりを左折です。
ここから久家の集落の中に入ってゆきますので、スピードを抑えてくださいね。

▲集落の中を、約1km道なりに進むと海が見えてきます。
さらに道なりに進みます。

▲サンセットロードの看板が出ていますが、木に隠れてよく見えません。
この駐車場に車を止めて、久家の海岸に出て夕日を眺めてみるのもいいと思います。
糸島サンセットポイント
−久家の海岸−
さらに道なりに進みます。
船越地区

▲駐車場から700mくらい進むと引津湾の見える交差点に出ます。ここを右折です。
左折すると船越の牡蠣小屋(冬季のみ営業)に行けます。
引津湾を左に見ながら道なりに進みます。

▲道なりに約1km進んで、松原交差点を左折します。
あとは道なりに進みます。

▲途中、こんなレストランもあるので、店内から夕陽を見ながらディナーもいいかも。
ここは、イタリアンのトラットリアジローさん
海岸にも降りることができるので、食事の前後に散歩もできるよ。
糸島サンセットポイント
−新町の海岸−
道なりに進みます。
岐志地区

▲岐志のバス停前、花かご神社の二差路を左に入ります。
岐志の集落に入ってゆきます。

▲神社の脇を通ってすぐに左折です

▲さらにすぐに交差点があるので、ここを右折
右折すると岐志の漁港に出ます。

▲岐志漁港の牡蠣小屋を左手に見ながら道なりに進みます。

▲岐志漁港を過ぎると、ここから海岸沿いを走るルートです。
夕日の沈むことには、夕日を眺めながらドライブを楽しむことができます。
ここから福の浦の海岸まで続く4kmの海岸沿いの道が、まさにサンセットロードと言える道です。
糸島サンセットロード
海岸沿いのドライブポイント
福の浦地区

▲停車エリア
このような停車エリアがいくつかありますが、たくさん止まっている可能性もあります。
途中には駐車場がないので、ドライブしながら夕日を楽しんでください。わき見運転はしないでくださいね。

▲福の浦の海岸
この道を直進すると、またいち(塩精製所)さんやカラク(石鹸工房)さんがありますので、訪問ついでに夕日を眺めるのもいいですね。
糸島サンセットポイント
−福の浦の海岸−
直進せずに右折して、山道に入ります。
この立石山の峠を越えて芥屋に向かうルートは
狭い山道を通るので運転には注意してくださいね。
来た道を戻っても
山越えルートと時間的にはあまり変わらないので、
安全志向の方は無理せず、岐志漁港まで戻って、
迂回路を進んでください
立石山

▲ここは右折
「芥屋行き」の標識が出ています、小さいので見落としやすいです。
注意してください。

▲こんな山道です
途中はこのような狭い道を通ります。
対向車が来た場合は、広い場所でお互いに譲り合ってくださいね。

▲立石山の峠
福の浦の分岐点から、ここまで約2km、時間的には9分程度です。

▲また山道を降りてゆきます。

▲この道を左折
立石山の峠から約2km、道なりに進むと、この四つ角に出ます。
左折して芥屋海水浴場駐車場前に向かいます。
芥屋地区

▲芥屋海水浴場第一駐車場の交差点を直進します。
この四つ角を左折すると、芥屋海水浴場です。

▲直進して集落の間を抜けてゆくと芥屋の漁港に出ます。
集落の道を、道なりに進んでゆきます。

▲小道を抜けると、芥屋の大門の駐車場があります。
ここに車を止めて、黒磯海岸に出て夕日を眺めるものいいと思います。
糸島サンセットポイント
−黒磯海岸−

▲駐車場を過ぎて、道なりに1.2kmほど進んで、この変形四つ角を左に曲がります。
信号がないので注意してください。
幣の浜

▲全長4kmの「幣の浜」の松原の中を進みます。

▲志摩中学校の交差点「志摩中入口」を直進します。
野北のカフェエリア

▲「志摩中入口」から2.8kmほど進むと、野北のカフェエリアに到着します。
この野北にあるカフェから眺める夕日も抜群にいいんです。
日没の時間に合わせて、途中のカフェに寄るのもいいと思いますよ。
夕日を眺めながらのカフェやディナーは最高です。
カフェでなくても雑貨屋さんやサーフショップなどに立ち寄ってももいいですね。
糸島サンセットポイント
−野北のカフェ−
日子山 周回ルート

▲野北の交差点(変形5差路)を左折
カフェエリアから700m進むと野北の交差点に出ます。
野北の交差点を左折して、ハニーコーヒーの横を通って山間部に入ってゆきます。
運転に自信のない方は、そのまま北進して迂回路を通ってください。

▲集落の中を進みます。

▲道は整備されているのですが、かなり狭いです。
切り立った山肌を周回するルートなので、片方はかなりの崖になっています。
転落すると海まで一直線(汗)

▲こんな景色が見られるんですよ。
草が邪魔ですけどね。草が多くて見晴らしは悪いかもしれません。
ちなみに駐停車する場所は無いので、ドライブで楽しんでください(ドライバーは脇見厳禁)
桜井地区

▲山肌のルートを道なりに約6km進むと、桜井の交差点に出ます。
ここを左折します。

▲海岸線沿いの道を道なりに進みます。
二見ヶ浦地区

▲二見ヶ浦に到着です。
二見ヶ浦にはカフェもたくさんあるので、ここで夕日を見ながらカフェもいいと思います。
糸島サンセットポイント
−二見ヶ浦の海岸−

▲二見ヶ浦の夫婦岩と大鳥居
こんな夕日を見ながらのカフェやディナーは素敵だと思います。
二見ヶ浦には、無料の駐車場(約50台)もあるので、利用されてくださいね。