杉能舎(浜地酒造)更新情報
杉能舎(浜地酒造)、明治ニ年創業の造り酒屋に歴史の重みを感じにゆく
浜地酒造の杉能舎(すぎのや)
初代当主の浜地新九郎が無類の芸事好きで、ある日、福岡城で行われた「能」に心酔し、
翌日には裏山から杉を切り出して能舞台を作り始めたといいます。
本来、能の舞台は「檜」で作るわけですが、檜を取り寄せる時間を惜しんで杉で能舞台を作ったそうです。
そういうことで・・・ 杉の能舞台がある家と言うので「杉能舎」と呼ばれるようになりましたとさ。
うーむ・・・ スゴイ庄屋さんだったんですね。
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杉能舎(すぎのや)は、造り酒屋らしく大きな酒蔵が目印

「九大」から「初」に抜ける道沿いに、杉能舎(すぎのや)があります。
酒蔵の大きな屋根が見えますね。
杉能舎(すぎのや)の駐車場
駐車場は、この道沿い、50mくらい離れたところにあります。
蔵開きなどのイベント時には満車になる可能性が高いですので、早めに来られることをお勧めします。
杉能舎(すぎのや)の酒蔵

この大きな白壁の建物が、杉能舎(すぎのや)の酒蔵。もちろん木造。
昔のままの状態を保っています。
酒蔵の中も見せていただきましたよ。

立派な酒蔵と本家。
酒蔵の屋根を見て下さい。とてもとても立派です。
杉能舎(すぎのや)さん、貫禄が違いますね。

正面にでんと構えるのが杉能舎(すぎのや)の本家
今は、お酒の販売所や事務所として使われています。

お酒と地ビール。さらに酒粕や板粕などの副産物も売られています。

杉能舎(すぎのや)の日本酒が勢揃い
日本酒だけでなく梅酒やあま酒も売られています。

この時期は、蔵開き後ということもあり、しぼりたての日本酒も販売されていました。
見るからにフレッシュな感じがする新酒です。

こちらは、販売所の奥にある試飲コーナー、利き酒処。
甘酒や梅酒、大吟醸、新酒など、利き酒ができます。飲み放題なんですけどね。
車で来られた方はご遠慮くださいね。車を運転する人は、少しだけでも飲んだらダメですよ。
よろしくお願いします。
お酒が飲めない方にもオススメ

お酒が飲めない方には、塩麹や酒粕はいかがでしょうか。
大吟醸酒の搾りかすの酒粕。甘酒は普通は麹で作りますが、大吟醸酒粕で甘酒もできるみたいですよ。
私はお酒は飲まないのですが、大吟醸酒粕を買ってゆきましたよ。

板粕も売っています。石狩鍋とかに使うんですかね?
杉能舎(すぎのや)は、板粕の美容パックも勧めておられました。美白や老化防止、美髪にも効果があるようですよ。
酒蔵の中はコンサート会場に変身

酒蔵の中を見せていただきましたが・・・
残念なことに、酒樽はありませんでした。
やはり、外にあるのは温度管理が難しいようで、近年の気温上昇ではきちんと管理された設備がないと、お酒造りは難しいと云われていました。
今は、イベント会場としても使われているそうです。
ビール工場やパン工場も併設しているんです。

杉能舎(すぎのや)さんの酒蔵の隣の敷地には、ビール工場も操業されています。
お酒だけでなくビールも作られており、地ビールも何種類もありますよ。
さらには、パン工場や食堂まで。
ビール酵母で作るパンや、酒粕ベーグルなど、工夫を凝らしています。
私自身があまり酒好きじゃないので、杉能舎(すぎのや)さんの造り酒屋の魅力を伝えきれたかどうか・・・(無理)
古い酒蔵と真新しいビール工場。
ここにも新旧、時代が重なるような光景に出会いましたが、
古いものを捨てるのではなく。新しいものと融合させて、ますます進化発展しているようです。
地元のものを応援したいと思いますので、皆さんもぜひお越しください。
5月の連休には、「杉能舎 白ビール祭り」があるようですよ。
くれぐれもハンドルキーパーを指定してお楽しみ下さい。
杉能舎(すぎのや) 浜地酒造
福岡市西区元岡1442
tel 092-806-1186
営業時間
酒蔵売店 9:00-18:00
麦酒工房 平日 10:00-17:00 土日 10:00-18:00
パン工房 平日 10:00-17:00 土日 10:00-18:00
定休日 元旦のみ
駐車場 あり
Web
杉能舎
■関連情報
杉能舎の麦酒工房
杉能舎の焼きたてパン工房
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※掲載している情報は、2014年4月時点のものです。
できるだけ最新化していますが、開店時間、店休日、価格等は変更となっている可能性もあります。
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