糸島半島のとったん、玄界灘の海水からできる自然海塩造りを見にゆく

工房とったん またいちの塩
糸島半島の舳先。突端。玄界灘に突き出たとったんに、またいちの塩の製造所があります。
すぐ横の玄界灘の海水を汲み上げて、釜で煮て作る自然海塩。「またいちの塩」で有名なんですよ。
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いかにも行き止まりといった小道、この先に、またいちの塩工場「工房とったん」があります。

この前に行って大丈夫だろうか・・・ というくらいのところに、またいちの塩の製造所「工房とったん」があります。
この道を進むのですが、ここは、またいちの塩の第二駐車場。
オープン中のカンバンが出ていますので、確かめてお進みください。

さきほどの小道を300mほど進むと、左手に広場が見えてきます。
そこが、またいちの塩の製造所「工房とったん またいちの塩」兼販売所、カフェです。
手作り感満点の製造所です(汗)。カフェや販売所も併設されていますよ。
塩プリン あるみたいです

実は、工房とったん またいちの塩さんは、手広く事業をサれており、この「工房とったん」以外でも、糸島の山側にはカフェ(イタル、SUMI CAFE)も経営されています。
なので、ここでもカフェメニューがいただけるんです。
・ザカツサンド 600円
・フィッシュフライサンド 600円
・名物、塩釜ゆでたまご 100円
・コーヒー、各種スカッシュ、ハートランドなどの飲み物も。また、ミルクセーキ、さつまいもチップス、芋天も・・・
そして、なんといっても名物は・・・「塩プリン」
お店の人が作業で忙しそうで買えなかったのが残念です。

こちらから見ると、お洒落なカフェでしょ?
奥のガラス張りのサンルーム部分もカフェです。寒い時期はここで塩プリンを食べると温かいですよ。
冒険したければ屋根の展望台に登ることも出来ますし、裏山の下には、第二展望台もあるんですよ。
お子様にも喜ばれると思います。特に男の子は夢中になるかも

販売コーナー(販売所)
もちろん「またいちの塩」が買えます。
その他、ハーブソルトや塩麹、さらには、またいちの塩を使った特製ポテトチップス「マタイチップ(840円)」も絶賛販売中です。
工房とったん またいちの塩

こちらが、海水を煮詰めて作る釜です。
この日もグツグツと煮詰めてありました。

夏は熱いよねッて感じです。
でも、このまたいちの塩。
直接、海水を釜に入れて煮詰めているわけではないんですよ。
特に冬なんか冷たい海水を温めるにも時間と燃料が無駄にカカリますからね。
では、その効率を上げるためにどうしているかというと・・・
その答えが、建物の外にあるんです。
ジャン! これ! ↓

なんだかわからない木のヤグラ
下に海水が溜まっています。
これで何をやっているかというと、よく見ると、木の櫓の間に、竹(笹)が逆さに吊るしてあるんですよ。
わかりますか?
ここに海水を組み上げて、竹に吹き付けるわけです。
そうすることで、竹の枝につくことで表面積が大きくなり、お日様の陽を浴びて、少しは水分が蒸発して海水の濃度が濃くなるわけです。
水の温度も上がります。
そうやって、自然の力を借りて濃縮された海水を、釜で煮詰めているんですよ。
エコですね。
瀬戸内地方では、それを塩田を使ってやっているわけですけどね。
またいちさんは、このヤグラでそれを行っているわけです。
スゴイでしょ
そして、このやぐらは、けっこうデカイんですよ。
ほらね。 ↓

人と比べても、かなりの大きさがわかると思います。
2階建の家くらいの大きさなんです。
実際に見ると、かなりの迫力ですよ! けっこう奥行きもあるんです。
最初見た時は、かなり感動しました。

塩作りを見学した後には、カフェで塩プリンでも買って、休憩してください。
すぐ横は海になっていて、ベンチなどで休憩することができます。
流木で作った手作りのオブジェが、いたるところに飾られていて、和ませてくれますよ。
夕日も綺麗に見られる場所ですので、夕暮れ時もいいかもですね。
季節屋、イタル、sumi cafe 動画でご紹介
※掲載している情報は、2014年3月時点のものです。
できるだけ最新化していますが、開店時間、店休日、価格等は変更となっている可能性もあります。
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