小富士は春先には梅の花が満開、まるで桃源郷のよう
可也山の麓に桃源郷があるという・・・
そんな噂を聞きつけて行ってみたのですが、3月上旬に行ったので、時期を外れていて満開の時期は過ぎていました。
少し時期はずれですが梅林の様子をお伝えします。満開の時期に来てくださいね。
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小富士の梅林 2015年の満開の梅をご覧ください
今回は、時期はずれの小富士の梅林のご紹介です。
加布里の弁天橋を可也山に向かい、小富士の三叉路を左に折れると、海側に鳥居が見えてきます。
この鳥居と道を挟んだ反対側に、梅の季節だけの臨時駐車場があります。
小富士の研修施設の駐車場が開放されていますので、ここで車を止めて散策してください。
案内板が出ているので、わかりやすいと思います。
この駐車場には仮設トイレも設置されています。
駐車場の横には、地図とお願いが。
この小富士の梅林は、普通の民家のお庭や、小富士地区の一般の方の所有の土地を開放していただくことで美しい梅の見学ができています。
ですので、勝手にお庭に入ったり、花見をしたり、飲食したり、梅の枝を折ったりしないでくださいね。
看板の横の小道を進んでゆきます。
途中の民家の庭先にも、しだれ梅やボケの花が咲いています。
すぐに神社に到着します。天満宮です。
とても大きな楠にご挨拶して、神社の横の道を右に折れて進みます。
少し上り坂を進むと、小富士の浄金寺に到着です。
横には句碑があります。
その脇の道を登ってゆきます。
民家の間の、みかん畑を抜けると・・・
梅林が広がります。
駐車場からここまで、急げば2分程度で到着する距離ですが、
ゆっくり散策しながらだと10分程度だと思います。
梅が満開の時期はキレイでしょうね。
今回訪れた時は、梅はほぼ散っていたのですが、甘い香りがするんですよ。梅が満開の時にはスゴイと思います。
小富士を少し登ったところの分岐点に到着です。
ここから海の方向を振り返ると、とてもいい眺めですよ。
この小富士の梅林には、梅の古木約1000本と、戦後植えられた新木約2000本の梅の木があるそうです。
地図を見てみると、梅林は2箇所にわかれているようです。
ここから左が「西梅林」、右にも梅林があるようですね。
まずは、左側の「西梅林」に行ってみることにします。
小富士 西梅林地区に行ってみる
分岐点からすぐ左に句碑があります。
「梅林を 透し見下ろす 海の紺」
芭蕉の高弟である宝井其角が小富士に来て詠んだ句なのでしょうか?
この小富士の梅林は、その昔、飢饉をしのぐために植えられたともいわれているので、もしかすると其角の時代とも交錯しているのかもしれませんね
西梅林にゆくには、途中、こんな竹林のトンネルを抜けて行きます。
結構荒れていて、暗いので、少し怖い気もします・・・
竹林を抜けて、しばらく進むと、またしてもトンネルが・・・
このへんから、既に周りの景色は梅林になってきます。
そこを抜けると、桃源郷が!
分岐点からここまで約5分。
一気に視界が広がり、広々とした空間に梅の花が広がります(この時期は、ほぼ散っていましたが・・・)
可也山の麓、小富士からの眺め。
眼前には、船越湾が広がります。
少しですが、梅の花も残っていました。
右の梅林に行ってみる
さて、ひとまず西梅林から戻って、分岐点の右の道を進むことにします。
この道は、可也山に登る登山道でもあるそうです。
両脇には梅林が続きます。
2、3分も歩くと、登山道から右に折れて、梅林に入る分岐点に到着です。
案内板が出ているので迷うことはないと思います。
こちらの梅林は、谷間にあって、視界が狭いのですが、遠くに船越湾を臨むことが出来ます。
こちらの梅園の特徴は、梅の中に散策道があること。
梅の木に触れながら楽しむことができますよ。
満開の時には、梅の香りでこの谷全体が咽返るようになると思います。
ここをグルっと回って下に降りると、分岐点のところまでつながっています。
ぜひ、満開の時期にお越しくださいね。
小富士の梅林 2015年の満開の梅をご覧ください
糸島小富士の梅林 駐車場情報
梅の季節の頃に、民家のしだれ梅や、地域所有の梅林が開放されます。
期間限定で駐車場も設営されますのでご利用ください。
※掲載している情報は、2014年3月時点のものです。
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